板情報はいつ・どのタイミングで・どのように使うか?
私が使うのは主にこの2つである。
①寄り付き直前で、寄り付き値を確認する
②天井値または底値を確認する
①は8時57分とかに見て、売りの最安値と買いの最高値がぶつかる値を見る。
これが前日の終値よりも上か下かで寄り付き後の動きがある程度想定できる。
②はたとえばある銘柄の値が落ちていくときに、大台(9000円とする)を割るか割らないかを確認するために見る。ここで、9000円、8990円、8880円に大量に買い板がある場合、9000円を下回るのは難しいと考える。
何故なら下記のことが起きないと値段が下がらないからだ。
・大量の売りの成行が出る
・大量の売りの指値(9000円)が出る
・9000円の買いを取り消す、下に訂正する
実際はどうか?
①のケースは直前に大口注文がない限りはほぼ参考になるはず。
一方で問題なのは②である。
上記の例に照らして、私は9000円を底値と判断して、9010円で買いを入れて約定。
かなり満足して、その日は大引けまで一切株価を見なかった。
夜確認すると、終値が8970円。。。ん?
あの分厚い買い注文をブチ破っているのである。
次の日もその次の日も株価は下がり、大きな含み損を抱えてしまった。
やはり板情報はあくまで参考程度にすべきなのだ。
落ちる時はとことん落ちるし、下落中の銘柄を底値買い狙いするのはやはり危険。
もうこの買い方はやめよう。